<お屠蘇にまつわる赤酒のQ&A>
お屠蘇に赤酒
熊本では、古くからの風習で、お正月の「お屠蘇」には、ほとんどのご家庭で「赤酒」が使われます。
これは江戸時代、肥後細川藩では赤酒を「お国酒」として保護奨励し、熊本で酒といえば赤酒だったというほど一般に親しまれていたからで、赤酒の需要が減った現在でも、「赤」というおめでたい色も手伝って、お屠蘇や御神酒などの慶事の儀式酒には赤酒が用いられています。
新年を迎える「お屠蘇」に東肥赤酒をぜひお試し下さい。

お屠蘇の由来は?
もとは中国で始まったもので、年の初めに薬酒を飲んで、邪気を払い一年の健康を願うための儀式でした。日本には平安時代に伝わり、宮中儀式として採り入れられました。一般に広まったのは江戸時代からと言われています。
屠蘇散(お屠蘇の袋)の中身は?
一般に漢方薬にも使用される、昔から伝わる種々の植物を乾燥させたものです。一般的には「白朮」「桔梗」「桂皮」「山椒」「防風」などが含まれています。(当社添付のものは、赤酒用の特別製で「蒼朮」「丁子」「防風」「陳皮」「桂皮」「山椒」が調合されています。)
屠蘇散の使い方は?
ティーバッグ方式になっているので、大晦日の夜に、できれば屠蘇器に移した酒の中に浸し、翌朝飲む前に引き上げると、成分がしみだし、適度な香りがつき美味しくいただけます。
赤酒を屠蘇にするのは熊本だけ? 普通は何を飲む?
赤酒は熊本地方だけのもの。一般には清酒、みりんが多いようで、清酒とみりんを混ぜて飲む場合もあります。
どうして屠蘇に赤酒を飲む?(歴史的背景)
江戸時代、熊本(肥後細川藩)には、赤酒しかなく、他藩の酒は流入を禁じられていました。(「お国酒」と「旅酒」)。明治維新以降清酒が伝わり赤酒の需要は激減しましたが、やはり昔からその土地に根付いた「地酒」ということで、御神酒やお屠蘇の儀式やおめでたい席でのお酒としてその風習が残ったと思われます。
赤酒は飲みやすいけどちょっと甘すぎるのでは?
確かに赤酒は、誰もが飲みやすいように、またお料理に使ってもよいように、かなり甘めに仕込んでいます。「甘くてちょっと」という方は、清酒で割って飲むとよいでしょう。赤酒は元来清酒の仲間で、作り方も同じなので相性は抜群です。是非おためし下さい。
